エンジンを21型の栄12型から出力アップした栄21型に換装、さらに主翼翼端を各50cm切り詰めるなど速度向上を目的とした改良が加えられ、太平洋戦争中期に登場した零戦32型のプラスチックモデル組み立てキットです。零戦各型の中でも唯一角張った翼端を持つ32型の独特なスタイルを忠実に再現。キャノピーやカウルフラップは開閉を選んで組立可能、主脚と尾輪も飛行状態と着地状態を選べます。スライドマークは4種類、搭乗姿勢のパイロットの人形1体と帽子を振る整備兵など6体の人形もセットしました。

第二次大戦末期の1944年に設計開始、1947年から部隊配備されたアメリカ空軍のF-84サンダージェット。中でも1951年から部隊配備され、朝鮮戦争で地上攻撃に大きな働きを見せたG型のプラスチックモデル組み立てキットです。直線翼を備えた初期のジェット機らしい特徴的な姿を忠実にモデル化しました。機首上面の点検パネルは開閉を選べ、内部の機銃なども立体感あふれる仕上がり。主翼両端の増加タンクは取り外した状態で組立てることもできます。主翼フラップやエアブレーキは開閉選択式。500ポンド爆弾や増加タンク、ロケット補助離陸装置、パイロットの人形1体をセット。スライドマークは3種類です。

艦橋部品を追加して、窓の部分をクリアーパーツで別部品化しました。よりリアルな艦船模型作りが楽しめます。

15.5cm 3連装砲5基を備える軽巡洋艦として竣工、後に主砲を20.3cm連装砲塔に換装し、重巡洋艦に生まれ変わった日本海軍の最上型巡洋艦。4艦が建造された最上型の中でも1番艦の最上に続いて昭和10年8月に竣工したのが三隈です。フレアーの付いた艦首や独特な誘導煙突など最上型特有のスタイルを備えながら、最上とは艦橋構造物や後部マストなど細部で微妙な違いが見られました。重巡洋艦として太平洋戦争開戦を迎えた三隈は、同型艦3隻と第7戦隊を編成し、マレー上陸作戦やバタビア沖海戦で奮戦。しかし昭和17年6月のミッドウェー海戦では、アメリカ潜水艦の攻撃を避けるための夜間一斉回頭中に後続する最上と衝突し、さらに延べ100機以上の艦載機による波状攻撃を受けて大破炎上、ミッドウェー沖に姿を消したのです。